一粒万倍日や天赦日など、財布の購入に最適とされる“吉日”を意識する人が年々増えています。しかし、その情報をネットやSNSで断片的に追っているだけでは、店舗運営や接客には活かしきれません。
私は2018年からトーダン社の金運カレンダーを使用し続け、店舗の売上管理・接客力の向上・お客様満足度向上で大きな効果を実感してきました。
この記事では、なぜ金運カレンダーは“買う価値があるのか?を、実体験と具体的な効果をもとに解説します。
同時に、他の代替手段(ネット情報・無料カレンダー等)がなぜうまくいかなかったのかも分析し、最終的に「金運カレンダーを導入することが、なぜ店舗運営にとって必須なのか」をご紹介します。
金運カレンダーとは?吉日を活用するメリット
金運カレンダーとは、一粒万倍日・天赦日・寅の日・巳の日などの「お金に縁起が良い日」が一覧で表示された年間カレンダーです。
開運日を知ることで、お客様への接客の質が上がるだけでなく、店舗運営のプロモーション戦略、スタッフとのコミュニケーション、在庫管理まで幅広く活用することができます。

【実体験】店舗運営で活用してわかった4つの効果
店舗スタッフで共通認識を作ってお客様をお迎えする

スタッフ全員が吉日を把握していることで、接客の姿勢・会話に統一感が生まれます。
中には「一粒万倍日に財布を買いたい」という意識を持っているお客様もいらっしゃり、そのニーズに的確に応えられることは信頼につながります。
お客様の満足度とブランドイメージが高まる

お買い上げいただいたお客様に「本日はお財布をお迎えする日として最適なんですよ」と一粒万倍日・巳の日・寅の日・天赦日の意味を説明します。
全てのお客様にお話するわけではありませんが、接客で信頼関係が構築できたと思ったお客様には吉日の話をしてきました。お会計が終わったタイミングで、金運カレンダーをお客様にもお見せして、客観的事実として吉日の説明しています。
お客様によっては「このブランドは縁起も含めて提案してくれた。ありがとう」と仰ってご退店いただき、ブランドに対しても良いイメージをお持ちいただくことがあります。
最後の一押しのご提案として使う

お財布をお買い替えするか悩むお客様もいらっしゃいます。明日から新しいお財布で生活するメリットや、不便さから解放されるメリットをお話しますが、決め手に欠ける場合もあります。
最後の手段として「本日は一粒万倍日なんですよ」とお伝えする方法も覚えておきましょう。
ただし、このやり方は私は最後の手段だと考えています。
アパレルの店員さんが「最後の1点なんですよ~(買わないと無くなりますよ)」と強迫観念に訴求して販売を行うのを見たことがありますが、私はこの販売手法はお客様を不安にさせるため、あまり好きではありません。
お客様へ「吉日」を利用したご提案は、最後の手段と割り切り提案をしてみましょう。
スタッフモチベーションと売上計画に活きる

吉日が明確になると、スタッフの中で「今日は売上が上がりやすい日」という意識が自然と高まり、店内の空気が前向きになります。
また、各ブランドも財布のプロモーションを強化するため、SNS広告などでお財布の広告の露出も増えます。その流れに流されないように、在庫を積み増して対応することができます。
金運カレンダーを導入しなかった時に実際に起こった失敗例
金運カレンダーを購入しなくても、ネットを調べれば金運カレンダーは存在します。そのカレンダーを代用する方法ではいけないのでしょうか。
私の結論は、「金運カレンダーは購入すべき!」です。
実際に2018年から私は毎年購入して店舗運営で活用しています。金運カレンダーは購入する必要がない人の意見で代表的なものが以下の主張です。
金運カレンダーが必要ない人の意見
●ネットの情報をシフト表に転記すればよい
●ネット情報をプリントアウトすればよい
これらの意見に対して私の意見を述べさせていただきます。
ネット情報の転記は、案内ミスによる信用低下の懸念
転記ミスをした時にお客様へのご案内を間違えるリスクを考えるとカレンダー購入の方が安心です。
私のブランドはGoogleスプレッドシート(エクセル形式)でシフトを作成しています。かつて私は、ネット記事に掲載されている吉日をシフト表にコピー&ペーストし、スタッフの備考欄に記載していました。しかし、月曜始まりと日曜始まりのカレンダーを見間違えたことにより、誤った吉日を案内してしまったのです。お客様から「あれ?一粒万倍日は明日ですよね?」と指摘され、恥ずかしい思いをしたことがあります。

また、毎月、日付に合わせてコピー&ぺーストを行う作業がいかにも非生産的でした。
プリントアウトしたネットの無料カレンダーは、ブランドイメージの毀損の危険
無料で手に入るカレンダーで代用することは、お客様へのご案内時にブランドイメージを毀損するリスクがあります。
ネットにある金運カレンダーをダウンロードして、紙に印刷する方法なら前述の転記ミスは起こりません。
一方で、お客様に「今日は一粒万倍日なんですよ」と説明する時に、ネットでプリントアウトしたカレンダーをお見せするのは見栄えがイマイチです。場合によってはネットのバナー広告も一緒にプリントアウトされています。

3万円以上のお財布をご購入いただいた直後に、ペラペラの紙をお見せするのは、明らかにブランドの格を下げる行為でした。
接客において“何を見せるか”は“何を伝えているか”と同じです。だからこそ、「見た目の品質」「情報の信頼性」が担保された専用カレンダーが必要なのです。
トーダン社の金運カレンダーをおすすめする3つの理由
説明文とアイコンの微妙なバランス

一粒万倍日は稲穂、巳の日はヘビ、寅の日はトラのアイコンが、日付の横に記されています。
そのアイコンの説明が、同じカレンダーの中に記載があり、お客様にも一緒に読み合わせできるほど良い大きさなので説明しやすいです。
お客様とのコミュニケーションで、程よい距離感となるデザイン

トーダン社のカレンダーは黄色を基調とし、少し派手なデザインになっています。
あえてレジの下に置き、「実は今日は寅の日なんです」とそっと差し出すことで、お客様との間に笑顔が生まれ、親近感が高まります。
派手過ぎるとブランドイメージを悪くしますし、控えめ過ぎても伝わらない。その中間のデザインというのを私は気に入っています。
卓上カレンダーという最強のサイズ感

商業施設に入るブランドは、レジ周りのスペースにも制約があります。その中でトーダン社の卓上カレンダーのサイズは、レジ周りのスペースにおける最高の大きさです。また卓上カレンダーの形式なので、接客のプロセスにおいて、スマホやネットに頼らずすぐ見られる=時間的ロスを減らすという実務的メリットがあります。


上記の事例はスペースがなく、レジ下の音響機器のスピーカーの上に設置した時の事例です。お客様との会話が盛り上がったら、レジ下にもぐりこみ、金運カレンダーをお客様にお見せしました(2023年1月撮影)
金運カレンダーのクチコミ
Amazonに寄せられたクチコミを紹介させていただきます。


まとめ:金運カレンダーは「接客ツール」以上の使い方を探ろう

金運カレンダーは単なる占いや縁起物ではありません。お客様の背中を押し、スタッフの意識を揃え、店舗全体の売上を最大化する”数字に直結するツール”です。
高級財布を扱う店舗では、お客様は購入理由は機能性だけなく、「良いお買い物をした」という感情・余韻も大切です。吉日を根拠とした会話は、お客様に「良いお財布との出会いだった」という体験価値をもたらし、接客の質とお客様満足度を向上させます。
もしまだお店で導入していないのであれば、今年こそ始める絶好のタイミングです。ぜひ、トーダン社の金運カレンダーを活用して、良いお店を作っていきましょう。